莢の山

ひとつかみして蚕豆の二三本

好きなだけもってけと言われた。

収穫したばかりの蚕豆のお裾分けである。
それではとポリ袋に手を突っ込んだが一掴みでせいぜい二三本しかつかめない。
我が家では滅多に蚕豆が出てこないので、見慣れない大きさ、かさばりにあらためて驚いたりする。
塩茹でして酒のあてにいいよといただいたわけだが、どういうわけかフライパンで焼いたのが出てきた。
莢を破るのに脂だらけになる指。箸で切り裂いて取り出すことになった。
残った皿には莢の山。あらためて蚕豆の嵩を知った。

“莢の山” への2件の返信

  1. そら豆もそうですが嵩ばかりと言うのは筍もそうですね。
    嵩の割に中身が少ない。
    私も茹でるしか知りませんが炭火で焼くのが美味しいと聞いたことがあります。

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