食物連鎖

あめんぼの身を寄せるごと岸辺かな

水面をかすめるようにたくさんの燕が飛んでいる。

なかには、飛翔の切れが悪い子がいるので今年孵った幼鳥だろうが、みんな何回も水面に首を突っ込んではタッチアンドゴーの繰り返しである。

おそらく水面に浮遊する虫でも捕食しているのだろうが、そういえば先頃まで大量に浮いていたあめんぼうの数が心なしか減っているように見える。
生き残った連中が岸辺に吹き寄せられるかのように集まっており、まるで燕の攻撃を避けるかのようだ。

“食物連鎖” への6件の返信

  1. アメンボウなんてもう長い間見てないですね~

    川の一部を石で堰止めて小さなビオトープが作られています。
    先日、孫と噴水を見た帰り覗いてみましたが何も見つかりません。
    私の子どもの頃は身近にアメンボウ、水スマシ、ゲンゴロウなどいっぱいいましたが彼らは一体何処に消えてしまったのかしら?
    おまけに川面を覗いた瞬間、ポケットから携帯が滑り落ちトホホです。

    ほだかさんの住まいは子育て、孫育てにもってこいの良い環境ですね。
    もう一度子どものころに回帰できる場所のようです。

    1. 一部の市街地をのぞけば大和盆地一帯がこんな調子だと思います。
      開発規制が多いので、都市化のスピードが他府県に比べてゆるやかなせいかもしれません。

  2. 昨日は一日中DISNEY SEAで遊び呆けておりました。人工物そのものの世界で俳句とは対極にあるようですが、野鳥は多いですよ。水質管理されているので、住みやすいのかも?
     鴨なんて人通りの多い場所でも悠然としています。6月はじめなんか親鴨が子鴨を3羽引き連れて泳いでいるのが船から見えて乗船客は大喜びしていました。子供の声で、「あれは本物?」と聞こえたのには愕然としましたが・・・・・

    1. 元々水鳥の楽園だった浅瀬があったところですから、環境さえ整えてやれば野鳥が集まるのも当然でしょうね。
      さらに、渡りの途中のものが立ち寄ることが多いので野鳥ファンも多いと思います。

      夏の虫をデパートで買うとか、日本人の自然とのつきあい方がおかしくなってます。どこかで引き返さないと。。。

  3. えっ、燕がアメンボを餌にしているなんて知りませんでした。水面スレスレに飛んで蚊などを狙うことはあっても水面にタッチアンドゴーでアメンボを捕っているとはね。でもさもありなんですね。燕の素早さからすればアメンボなど一たまりもないでしょうね。岸辺に寄るとタッチアンドゴーがしにくくなる。生き残るための知恵なんでしょうか。

    燕は一日何百回と巣の子供たちに餌を持ち帰らなければならない、子育てはどこの世界も大変です。。

    1. 水面にタッチアンドゴーだから間違いなく水面あるいは水中の餌を捕らえているんだと思います。ミズスマシはちょっと大きいのでアメンボの類とかな。。。

      今日はまた時鳥の声を聞きました。「トッキョキョカキョク」と舌を噛みそうな鳴き方で愛嬌があります。
      さらに昨日だったかな、アマサギという当地には珍しい鷺のカップルが田んぼを横切ってるのを目撃。いろんな生き物がいて賑やかです。

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