晩夏の夜

梅雨明けを期して聞こゆるきりぎりす

二日前というから梅雨前線が消えた日だ。

朝、庭の茂みからクリアな虫の声が規則正しく聞こえる。
「ぎぃーい。。。チョン」
きりぎりすであろう。あちこちでも呼応しているようである。
梅雨明けていよいよ夏も終盤。他の虫にさきがけて高く宣言しているようにも聞こえる。
本能的に秋が近いことが分かるのであろう。
昼はまだまだ暑いが、晩夏の夜はいよいよ虫の声の涼しさが忍び込んでくる。

“晩夏の夜” への2件の返信

  1. 実質梅雨明けと期を同じくして鳴き始めたのには驚きました。今朝などは朝露もおりて朝の秋、夜の秋のはじまりです。これからますます暑くなりますが朝晩の涼しさの恵みにいやされましょう。

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