固い風

ノベルティ団扇はプラの骨にして

あれこれ整理していたら団扇が出てきた。

かつては一家に何本もあって、風を送るだけでなく虫を追いやったり、叩いて喜んだり、さまざまな使い方をしたものだが、扇風機、エアコンの普及とともに一気に姿を消してしまった。
不要品の中から姿を現したプラ骨の団扇は、おそらくそうした家庭内の使用を想定したものでなく、野外の何かのイベントで配られたものと思われる。さらに、プラ製なのでその場で捨てるわけにもいかず持ち帰ったものであろう。
あおってみたが心なしかプラの風は固いように感じた。

“固い風” への4件の返信

  1. 昔の団扇の骨はすべてが竹製でしたよね。
    最近ではまず見かけません、すべてがプラ製でしかも絵柄には全く風情もなくただの宣伝用に限られてしまった。
    なるほどね、風が固いかもしれません。

    でも団十郎(海老蔵)の源氏物語を観た時に配られた団扇はプラ製だけど記念品として大事にしている。

    1. 七輪をおこす風。そういう使い方もありました。煙を追いやったり、さまざまな光景が甦ります。煙と言えば、これも煙たがられて今はダストで吸い込むのが主流。魚を焼くにも煙を嫌ってレンチンにいたっては、いやはや。
      こうやって身の回りを見渡すと生活スタイルもずいぶんと変わったものです。

  2. ノベルティ団扇はプラの骨にして

    確かに、プラ団扇の風は固いですね。
    それより、憤慨するのは、竹うちわは1,000円以上、民芸店なら3~4,000円します。ついでに竹せんす。これも安いもので2~3,000円、民芸ものだと1万円台になります。大昔、中国や台湾行きの飛行機に乗ると、航空会社のロゴ入りの扇子をくれたものです(但しビジネスクラス)。まだ数本が残っていますが、風は心細い程柔らかいですね。

    1. 扇子、その昔、生保のお姉さんもくれましたね。宣伝用のは何本とありましたが、竹製となると扇子も団扇も今や貴重品。ユーザーが少ないので高価なものになるのは当然なんでしょう。

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