ノベルティ団扇はプラの骨にして
あれこれ整理していたら団扇が出てきた。
かつては一家に何本もあって、風を送るだけでなく虫を追いやったり、叩いて喜んだり、さまざまな使い方をしたものだが、扇風機、エアコンの普及とともに一気に姿を消してしまった。
不要品の中から姿を現したプラ骨の団扇は、おそらくそうした家庭内の使用を想定したものでなく、野外の何かのイベントで配られたものと思われる。さらに、プラ製なのでその場で捨てるわけにもいかず持ち帰ったものであろう。
あおってみたが心なしかプラの風は固いように感じた。