まともな夕立

二車線をともに突つ込む白雨かな

高度510メートルの標識がある。

気温計は盆地より六度くらい下がってきた。
これだけの気温差があるのはもちろん高度差だけではない。
高度が100メートル上がれば0.6度下がるという算式に従えばせいぜい2、3度の差でしかないからだ。
理由は夕立。おりしも黒雲が前方から盆地にかけて広がっているなと思った途端バラバラと大粒の雨が窓を叩く。たたでさえ事故の多いことで知られる峠の下り道だけに、各車一様に速度を落とし慎重な運転に変わる。
何とか無事に盆地にたどり着いたが、ここも珍しく気温が下がっていた。夕立のあとの涼しさというのもなかなか感じられないでいたが、ようやくまともな夕立に出会えたような気がする。

“まともな夕立” への4件の返信

  1. ここ一週間ばかり大気が不安定でいつ雨が降ってくるかわからない。
    うっかり窓を開けて出かけると吹き込むことになる。
    今日も午前中俄かに黒雲がわき大粒の雨が降り出したが数分後には青空がのぞく。
    ここ数日毎日そんな日が続いている。

    1. 盆地の東部はよく雨雲が通りますが、やはり当町は素通りすることが多く昨日も虚仮威しの雷だけ。
      500メートル南の大和川南岸は雨柱が立っていますが。これもいつも通り。
      当地区は小さな溜池が集中しています。

  2. 二車線をともに突つ込む白雨かな

    こちらは本当に雨が少ない夏です。先週土曜の昼、ようやく雨雲が到来、これじゃテニスは中止かと思ったら、彼方のコート上の空はピカピカの青空。慌てて出かけました。所で白雨。ググってみると、雨脚が白く見えるほど強烈な雨かと思ったら、昼に降る雨の事、と。でも、ほだかさんの句の白雨は、前者ですね。

    1. 夕立の仲間で「驟雨」というのもありますね。こちらは時間帯に関係ありませんが、激しい雨。
      今日も遠くでごろごろ鳴ってましたが、涼しい風のプレゼントだけ。
      日中は相変わらず炎熱地獄です。毎日熱中症アラートが出ています。昼間のテニスにはお気をつけください。

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