玉葱の粒まちまちの軒端かな
半年かけて収穫にこぎつけた。
やってみるとけっこう難しいものだ。
病気との戦いだったり、それをクリアしたら今度は太る前の薹立ちに悩まされたり。
菜園を見渡してみると、こうしたトラブルを避けるためにか早採りができる、いわゆる極早生タイプが大半を占めているようである。
早生というのは保存が長く効かないというので、年明けまで保存可能という晩生にも挑戦してみたがなかなか難しいものだ。
リスク分散のために早生タイプも作ったのがようやく収穫となって軒先にぶら下がっている。
玉葱の粒まちまちの軒端かな
玉葱で一句浮かぶ生活が良いですねえ。
俳句が日常の生活に溶け込んでおられます。
昨今の気候変動では、玉葱栽培、難しいですね。黒豆然り。ここ数年会心の出来には程遠いです。
寒暖の差、雨の多さ、みんな玉葱の敵ですもんね。
しかし収穫以上に、畑で過ごす時空間は、何物にも代えがたい「至福の時間」です。
十区画ある菜園のうち四区画が空き。引っ越し当時は満席だったんですがね。ここにも高齢化の波でしょう。六人の仲間のうち五人がリタイア組。それぞれ自己流で楽しんでいるようです。今はトマトの第一花房が着果してるのを目を細めて眺めています。