ロープワーク覚えて吊す胡瓜かな
菜園でも面倒なのがネット栽培。
風や重量に負けないためにはちゃんとしたネットを張らねばならないが、これが結構難儀するのである。支柱やネットなど資材の管理も必要になるし、農家のようにぴんと張るのも難しい。
そこで、今年はネットに頼らず紐に巻き付けながらまっすぐ上に一本伸ばす方法にチャレンジしてみた。これをやるには胡瓜の小蔓をのばさずに親蔓だけで収穫できるような苗を選ばなければならない。いわゆる節成という性質をもった胡瓜である。親蔓の節ごとに実をつけるタイプである。節成でないタイプは親づるにはせいぜい三節にひとつくらいしか花をつけないので、何本かの子蔓を育ててそこで数を得るためにネットは必須になる。
ものになるかどうかやってみなければ分からないが、こうしていろいろ考え、工夫してみるのも家庭菜園の楽しみのひとつである。