再発不安

太鼓判受けし奥歯に胡瓜食む

昨日は歯科健診の日。

先月からずっと左奥歯で固いものが噛みきれなかったので心配していたが、気がつくといつの間にかそれも解消していた。
で、ちょうど噛む力をテストする予定だったらしく、くつわ型をしたものをおもいきり噛んでくださいと言われそのまま踏ん張ると、なんと標準375のところ642あると出た。
およそ標準の倍ある数値で我ながら驚くやら嬉しいやら。先月ずっと悩んでいたあの心細さはなんだったろうかと思うばかりである。
しかし、油断するとまた再発するかもしれず単純に喜んでばかりはいられない。細心の歯磨き、手入れの継続を忘れてはなるまい。

タイミング

糠床に曲り胡瓜のつつましく

明日はあの曲がり胡瓜を摘む。

胡瓜ネットにぽつんとみんなと離れて伸びる枝に曲がり胡瓜が一本ぶら下がっている。
朝採るにはちと早い、夕方に採るかと思っていたが、あれこれあって採り忘れた。
明日はちょっと間延びのしたのが採れるだろう。

太鼓判

胡瓜はむ折り紙付きの歯にて食む

3ヶ月毎の点検。

歯科に通い始めて1年あまり。
幼い頃から歯には自信があり、それが過信を呼んでこの歳まで点検を怠ってきたので少々ガタがきたようだ。
1年かけて念入りに診てもらったおかげで今では一本の歯の欠けることなく太鼓判をもらうまでに。
新鮮な胡瓜をポリポリといただけるこの夏は格別である。

コミュニティ

貸し借りのやうに胡瓜のお裾分け

一か月の出遅れである。

夏野菜というのは通常ゴールデンウィーク前後に定植することになっている。
するとナスや胡瓜は今頃が収穫の始まる時期である。
いっぽうで、我が菜園は二日前に胡瓜の種を蒔いたばかり。今日のぞいてみると発芽したようである。したがって収穫時期はどう早くとも8月からになる。9月、10月が盛りでいわば秋胡瓜狙いで夏胡瓜はあきらめた感あり。
そういうところで、ありがたいことに今日地主さんから採れたての胡瓜数本をいただいた。菜園仲間からもレタスとか胡瓜をいただいたりして、コミュニティにも溶けこみつつあるということか。

天の運行

気まぐれの天の運びに曲り胡瓜

ご近所としばし立ち話。

今年は菜園の胡瓜がさっぱりで、まだ三本しか採れてないという。
これも天気不順の影響かと話し合うことしばし。
わが家の胡瓜ははや終末期のようで、かつ曲がり胡瓜ばっかり。
採光不足はほかの植物にも影響出て、病気も見られる。
生業とされている農家は大変に違いない。

新しい命

裾分けの棘に驚く胡瓜かな

毎朝3本から5本ほどの胡瓜が成る。

菜園の収穫は今がピーク。
さすがに老夫婦だけでは食べきれず、お隣の若い所帯にお裾分けとなる。
畑からそのままなので、棘がつんつんと手のひらを刺激する。
しばらくは、その棘を話題にしての雑談が始まる。

そのお隣には来月新しい命が生まれる。

日に日に成長

採り忘れもはや胡瓜でなくなりぬ

胡瓜の実の成長は早い。

収穫タイミングを逃すとあっという間にへちまのように大きくなってなってしまって、なんとも不格好である。
マイファームの利用者は子育てファミリーが多いので、畑に来られる日が週末に限られる。一週間ものブランクがあるとお化け胡瓜があちこちにぶらさがることとなる。
やはり、週末菜園家にとって無難なのはさつも芋で、一番手がかからなくてよい。しかも収穫はいっぺんで済むし子供にやらせれば喜んで引き受けてくれるし。