緑陰や風と帽子と木のベンチ
熱中症を避けるために物陰に入って水を摂れという。
だがしかし、畑や田圃には陰をつくるものなどほとんどない。
小屋、納屋でもあればいいのだが、仕方がないのでインゲンの棚に陰をもらってひと休み。
ただ、腰掛けがないとなかなか休んだ気にはなれないもので、長くもいられない。
果物でも植えれば緑の陰もできるのだが借地ではそうもいかないし、結論としてはできるだけ早く用件をすませて帰るにしくはないのである。ペットボトル2リットル分など医者に言われなくても、毎日飲める日が続く。