アメリカミシシッピーミドリガメ

新樹光嫌はるる亀浮いてこし

公園の新緑がまぶしい。

その明るい光に映える池の畔は、さらに心地いい。
ただ、足元に目をやると頂けない光景も。
甲羅干しに浮いてくる亀のほとんどがあの外来亀なのだ。この冬に猿沢池を浚って200匹程度捕獲したそうだが、当時泥に潜っていたのがまだ100匹以上残っているらしく、繁殖力が強くていったん棲みつくとあとの駆除が大変だということを示している。

古来のイシガメ君たちが駆逐されないように願うばかりである。

“アメリカミシシッピーミドリガメ” への8件の返信

  1. 猿沢池で甲羅干ししていた沢山の亀、あれは外来種ですか?
    イシガメと外来種の区別はよく解りません。
    最近植物や動物の外来種が浸食してきて様々な害を与えているようです。
    放置しておくと大変なことになるのでしょうね・・・

    1. 今や公園の池の亀は大半が外来種です。模様とか色とか派手目なので在来種とは区別できます。
      もう取り返しのきかないほど増えてしまってます。

  2. ペットとして飼っていた人が飼えなくなって池に捨てるのでしょうか?一人一人は先のことに考えが及ばないのでしょうね。
    外来種の繁殖力が強いものだけが生き残っては日本の昔からの生態系が乱れますよね。
    それぞれの亀には何の罪もありません。すべて人間の行為の結果ですよね。

    1. ミドリガメは子供のうちはかわいいので縁日などで飛ぶように売れたんでしょうね。やがて、成長して貪欲なほどむさぼるようになって捨てた。そんな構図が見えてきます。ミドリガメはカモの雛でさえ食べてしまうほど獰猛、攻撃的ですから、在来種の驚異ですね。

  3. そうですか、アメリカ来のミドリガメですか。気のせいかもしれませんが動植物とも外来種って日本伝統のものに比べて毒々しい感じがします。ザリガニもそうですね。

    先日の橡の花見てきました。今真っ盛り、ご説明の通りでした。花びらは違いますが咲き方など桐とよく似ていますね。さながら白いクリスマスツリーのようでした。

    1. ザリガニは農薬のせいもあるんでしょうが随分減りましたね。
      海外のものがどんどん入ってくるようになって、これからますます意図せざる経路でいろんなものが入国してくるんでしょうか。いたちごっこならまだいいですが、お手上げ状態というのは心配です。

  4. ミドリガメは昔から縁日などでよく売られていて、小さくてかわいらしいカメとして子供に人気があったけど、その当時は外来種という認識はなかったよね。
    確かに池などではよくこのカメを見かけるけど、在来種のカメはあまりみかけないね。
    獰猛なカミツキガメなどに駆逐されて、住む場所がなくなったのかもね。

    1. ミドリガメがどこでものさばってますね。甲羅干しの陽気などひしめきあってますよ。
      元々在来の亀というのは、こんなに目立つほどには数がいなかったですよね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください