投稿日: 2014年7月11日2014年7月12日 カテゴリ:夏 季語:滴る七転八倒 滴りを受くる竹樋の新しき 霊水の龍の口より滴れる 苔生ゆる龍の口より滴れる 簡単なようでなかなか難しい季語である。 句会までには時間があったので墨坂神社に立ち寄った。ここには罔象女神(みつはのめのかみ)をまつる竜王宮があり、名水「墨坂神社の御神水」が湧き出ている。今月の兼題が「滴り」なので、どこかにヒントが得られないかと思ったからである。 掲句の通り、まだ授かったとは言えず、七転八倒の産みの苦しみはまだまだ続く。 共有:シェアTweet 関連
なるほど、難しい季語ですね。山林ウオークしてると実感できるんでしょうが。この場合「滴る」と動詞で使ってもいいのですかね。
歳時記であらためて確認しました。ホトトギスではないですが、角川歳時記では動詞の用例もありますね。