祇園祭

山鉾の雨粒はじく車軸かな
鉾の名を染め抜くシャツの漢ぶり
鉾の穂の曇天突いて雨と化す
山鉾の月つきぬけて雨の宵

初めて本部吟行句会に参加した。

毎月の吟行句会をよんどころなく欠席して穴埋めのつもりも半分あったのだが、やはり今日の吟行「祇園祭風情」には引かれるものがあったからだ。
ニュースで宵祭が流されるたび、暑くて人ばっかりの祭など行く勇気もなかったのが、準備模様、しかも昼間ならゆとりあるだろうと思ったのが大間違い。日曜日とあってお昼頃からの人出はいやましに増し、もう二度と来ることはないだろうと思うほど。

出句はいつもより多い7句。なにしろ歴史ある祭であるし、その歴史、謂われなど門外漢にとっては気安く詠んではいけないようにも感じて、とても3時間程度では消化しきれない。
そういう意味では、時間をかけて読み直したい句材ではあった。

“祇園祭” への4件の返信

  1. 毎年、夏の風物誌としてTVでよく見かけるけど、暑い京都の街中に大勢の人混みをみていると、それだけで暑くなりそうですね。
    一度は見てみたいお祭りの一つですが、人の多さを考えると、躊躇してしまいますね。
    昨日13日(日)は鎌倉合唱連盟の50周年の記念演奏会が鎌倉芸術館であり、朝9時40分に集合して、演奏会が終了した16時30分まで、一日仕事でした。
    第一部は加盟の個別団体毎の演奏会が行われ、21団体が出演しました。中にはカトリック雪ノ下教会聖歌隊が参加するなど、鎌倉らしいメンバーでした。
    第2部が加盟団体から女声合唱、男声合唱(我が団が中核)、混声合唱(ジュニア)、混声合唱の4つに希望者が参加して、合同演奏会を行いました。
    私は、勿論男声合唱に参加し、総勢63名でロシア民謡5曲を歌いました。
    また、指揮者との縁で、混声合唱(ジュニア)にも参加し、メサイアを鎌倉交響楽団とともに歌いあげました。

    1. 63名というのは小団体の経験しかない私には大変な魅力に思えます。さぞ、豪快なハーモニーだったことでしょう。

  2. そう言えば京都ではもう祇園祭がはじまっているのですね。
    今日から宵山ですか。
    この暑さ、とても出かける気持ちになどはなれません。

    昨日亡き父の一周忌法要と初盆供養を済ませました。
    一年の早さを感じると共に一仕事済ませたようなヤレヤレ気分に浸っています。

    何~にもしたくない、ゴロゴロ寝そべり状態です。

    1. もう一年たちましたか。たしかに時間はあっという間に過ぎていきます。私も、この秋母の死からもう2年になります。
      暑いなか、もうそんなに頑張らなくていい年代ですから、おたがい御身第一でいきましょう。

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