氷水ただちに直る神事かな
「直る」とは「直会」の動詞。
神職が直々に削ったかき氷を神饌としてお供えするのだが、このあとすぐに下げていただいてしまう。これでは神様が召されたかどうか甚だ心許ないのであるが、相手が氷では止むをえまい。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
氷水ただちに直る神事かな
「直る」とは「直会」の動詞。
神職が直々に削ったかき氷を神饌としてお供えするのだが、このあとすぐに下げていただいてしまう。これでは神様が召されたかどうか甚だ心許ないのであるが、相手が氷では止むをえまい。
この猛暑では氷もすぐ融けてしまうので、あわただしい神事になりますねえ。
神様は瞬間に召しあがるのでしょうか。
玉三郎と海老蔵の天守物語、観てきました。出し物三つのなかでも、特に素晴らしかったです。
いつ見ても玉三郎の立ち姿は美しい。うっとりします。海老蔵の口跡も朗々としていて、演出の良さとあいまって舞台に引き込まれます。
最近は、歌舞伎座でもカーテンコールがあります。私も手が痛くなるほど拍手しました。
万雷の拍手でした。連れ合いも私も大満足でした。
夏芝居で暑さも一時忘れることができてよかったですね。
玉三郎の富姫の艶めかしさは想像するだにぞっとしてきます。
昨日は大暑。やはりそんな暑さの中での神事なんですね。
折しも昨日源氏物語で皇女が氷で戯れるシーンを読んでいました。真夏の氷(ひ)など下々の者にはお目にかかれない貴重品。物語の中だけだったことでしょう。
高貴なお方たちだけの涼だったのでしょうね。
京都ではどこに氷室があったのでしょうか。