氷室神社にて

氷水ただちに直る神事かな

「直る」とは「直会」の動詞。

神職が直々に削ったかき氷を神饌としてお供えするのだが、このあとすぐに下げていただいてしまう。これでは神様が召されたかどうか甚だ心許ないのであるが、相手が氷では止むをえまい。

“氷室神社にて” への4件の返信

  1.  この猛暑では氷もすぐ融けてしまうので、あわただしい神事になりますねえ。
     神様は瞬間に召しあがるのでしょうか。
     玉三郎と海老蔵の天守物語、観てきました。出し物三つのなかでも、特に素晴らしかったです。
     いつ見ても玉三郎の立ち姿は美しい。うっとりします。海老蔵の口跡も朗々としていて、演出の良さとあいまって舞台に引き込まれます。
     最近は、歌舞伎座でもカーテンコールがあります。私も手が痛くなるほど拍手しました。
     万雷の拍手でした。連れ合いも私も大満足でした。

    1. 夏芝居で暑さも一時忘れることができてよかったですね。
      玉三郎の富姫の艶めかしさは想像するだにぞっとしてきます。

  2. 昨日は大暑。やはりそんな暑さの中での神事なんですね。
    折しも昨日源氏物語で皇女が氷で戯れるシーンを読んでいました。真夏の氷(ひ)など下々の者にはお目にかかれない貴重品。物語の中だけだったことでしょう。

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