黄昏の空

昏れかぬる空に確かむ蚊食鳥

うす暗い空を背景に蝙蝠が飛ぶ。

蝙蝠を目撃できるのは黄昏時だけだ。とっぷり暮れてしまえばどこにいるのかさっぱり見分けが付かなくなる。
入浴の後、涼をとりに外へ出たら今年初めての蝙蝠を見た。

虫がいっぱい出てきて餌には困らない季節になったんだろうが、人間にとっては蚊に刺されるのがせいぜいの落ちだ。

“黄昏の空” への2件の返信

  1. 暮れるのが遅くなったので夕方の散歩もいいかなと思うこの頃です。
    気がかりだった堤防の草刈が終わってこんもりと枯れ草が山になっています。
    郷愁を誘う懐かしい匂いです。

    干し草や少女ハイジの匂いして

    1. 日に干された草の匂い。どこか懐かしさが。

      羊放てる牧の夕暮

      こんな脇をつけてみました。
      どなたか続きを巻いてください。

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