釜の口山長岳寺

勸請縄懸かる巨木の蝉時雨

長岳寺の門前に立つと大きな縄が頭上に掛かっている。

勸請縄というのだろうか。それにしても、寺に結界を示す勸請縄とは珍しい。
縄の一方は大楠に懸けられて、頭上からの蝉時雨が煩いほどだ。
大和神社の神宮寺であったという通り、今でも大寺である。
山門から奥へ進んでもあらゆるところ全山蝉時雨。
落ち蝉、蝉の抜け殻もあちこちに見られる。

大師堂のど真ん中には大西瓜がどんと供えられていた。
本堂には釈迦三尊像。いずれも玉眼の像としては最古のものらしい。
有名なのは地獄絵だが、秋にしか公開されない。
こんな暑い日ではなく、好天の秋日にこそ来るべきであろう。

“釜の口山長岳寺” への2件の返信

  1. 境内も広く立派なお寺なんですね。
    雷雨には遭いませんでしたか?

    当地、3時半ごろから降り始め未だに激しい雷に豪雨。
    5時の歯医者の予約を取り消しました。
    とても外へ出られるような状況ではなく昨日よりもひどい状況、2日続けて大雨洪水警報が出ました。

    1. ニュースで見ました。愛知県は大変な雨だそうですね。お気をつけください。

      帰宅したら夕立が来ました。当地も二日連続です。今度はいつものように吉野から南が荒れたようです。中央構造線というのは天気にもダイレクトにリンクしているらしく、荒れるのはほとんど中央構造線から南です。

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