けふ立秋

くまぜみのしきり飛び交ふ朝のうち

枝から枝へしきりに移りながら飛ぶ。

居場所求めて居心地のいい枝を選んでもいるようだ。
それが一段落すると、こんどはしきりに鳴く。
二時間ほど鳴くとやっと落ち着いたようにクマゼミの時間は終わる。
毎日こんな繰り返しの日が続いて、たまにはミンミンゼミなど他の蝉を聞きたいものだが、暑さが変わりないうちしばらくはこんな日が続くのだろう。今日が立秋だというのに。