同世代

片頬に手添へ歯科医のポインセチア

今日は三ヶ月に一度の歯科医院。

定期的な検査の一環だが、それに加えて今日は舌圧を検査するという。小さな風船のようなものを咥えて、これを舌の力でつぶすように押しつけるのだ。結果、標準より下回っているらしいが、舌圧体操をすれば回復にいいらしい。
要するに歯が弱ってきて、この舌圧がさがればさらにものを噛む力が衰えるのだと。
あちこちガタが来ているのは自覚することは多いが、またさらに一つ増えてことになる。
歯を抜かれ入れ歯装着の予約のやりとりする同年代とおぼしき御仁もいて、お互い大変だなとひそかにエールを送る自分がいる。
クリスマスも終わってどこか気の抜けたような昼間のポインセチアが待合室にあった。