春の七草

七種のセット積み上げ一等席

今日は七日、七種粥の日だ。

「七草」は秋の季語。だから、「春の七草」とも言う。

明日の朝食のトマトがないので夕方のスーパーに行ってみると、店頭には売れ残りの七種パックが山積みだった。
松の内の夕暮れに、スーパーに来る人なんてそんなに増えないだろうから、おそらくあのままでは売れ残るに違いない。
ここは比較的高齢の客が多いので、ある程度は売れると踏んだのだろうか。

うちは、勿論、昨日のカレーの残りであるし。

正月の胃袋

茶粥には七草粥も勝てぬなり

今日は珍しく家人と連れだって散歩に出た。

正月のあいだ不足した青物を求めに途中スーパーに立ち寄ったのだが、七種粥パックを横目に少々疲れた胃のために今日の夕食は茶がゆと決まった。熊野育ちの両親に生まれた者は毎日茶粥でも飽きがこないのである。