放棄田のさして荒れずに下萌ゆる
イヌフグリがぽちぽち顔を出してきた。
ホトケノザなどはすでに前年から咲いているが、ハコベ、ナズナなどもぼちぼち見られるようになった。こうなると春の草がつぎつぎに踊り出してきて野山は賑やかになる。
耕作放棄されているがセイダカアワダチソウなど猛々しい草もなく、いつでも耕作再開できそうな田のあちこちに草の若い芽を吹いてゆたかな土であることを示している。
寒い日が続くが着実に季節は動いていることを実感する。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
放棄田のさして荒れずに下萌ゆる
イヌフグリがぽちぽち顔を出してきた。
ホトケノザなどはすでに前年から咲いているが、ハコベ、ナズナなどもぼちぼち見られるようになった。こうなると春の草がつぎつぎに踊り出してきて野山は賑やかになる。
耕作放棄されているがセイダカアワダチソウなど猛々しい草もなく、いつでも耕作再開できそうな田のあちこちに草の若い芽を吹いてゆたかな土であることを示している。
寒い日が続くが着実に季節は動いていることを実感する。
雫より島の生るごと下萌ゆる
公園の枯芝に点々と下草が広がってきた。
雫から島が生まれたという国生み伝説の地図のようにも見える。
その下草に混じってイヌフグリが点々と咲き出している。まるで、銀河のような大きな草の流れに灯る星のようだ。
あしもとには春がすでに來ているのだ。