実感

放棄田のさして荒れずに下萌ゆる

イヌフグリがぽちぽち顔を出してきた。

ホトケノザなどはすでに前年から咲いているが、ハコベ、ナズナなどもぼちぼち見られるようになった。こうなると春の草がつぎつぎに踊り出してきて野山は賑やかになる。
耕作放棄されているがセイダカアワダチソウなど猛々しい草もなく、いつでも耕作再開できそうな田のあちこちに草の若い芽を吹いてゆたかな土であることを示している。
寒い日が続くが着実に季節は動いていることを実感する。

“実感” への6件の返信

  1. 数カ月も堤防を歩いていないし散歩も滞り外の様子が伝わってこない。
    こんなに籠っていると季節感が感じられなくちょっとまずいかな?
    ボチボチでも散歩を始めなければね。

    1. こちらは田舎だから散歩に出ても人もまばらで安心して歩けます。ただ、毎日のように一万足らずの町内から2,30人もの感染者が出て東京の80人に一人どころではないようです。感染度最も高い接点が買い物で、スーパーでは子供連れ、夫婦がうざうざ、勘弁してほしい。こちらの人は信じられないくらい密も平気のようです(笑)
      県も全くの無策でなんのメッセージも発することなく、全国ワーストテンの常連県。ひたすら首をすくめているしかありません。

  2. 放棄田のさして荒れずに下萌ゆる

    やさしくって、好い句ですね。草ぼうぼうの田んぼも、コンクリ張りになったり、資材や産廃の置き場になっているより、遥かに好いですよね。

    1. はじめまして。コメントありがとうございます。
      農地の土地転用は面倒だし、田畑は余っているし、当地のような田舎では放っておくのが一番なんでしょうね。ただ、代が代わるとどうなってゆくんでしょう。資材の値上がりに農家が悲鳴をあげています。さらに農地は荒れ、この国、とくに地方の将来が暗いですね。

  3. スイマセン。
    名前を打ち間違えました。
    昭和瀬間ではなく、昭和蝉丸です。

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