いい汗

汗かいて風ここちよき五月かな

飲んでも飲んでも喉が渇く。

小一時間動いただけで額から汗が流れる。
風があるうえ、空気が乾いているからいいようなものだが、これが間もなくじめじめとしたこの国特有の夏がやってくるとこんな暢気なことを言ってられない。
いまのうちに精々いい汗をかいておきたい。
季語重なりは承知の句となった。