ツーショット

ボーイング飛び交ふ下のカイトかな

親子で凧揚げしているのはお正月風景にぴったり。

子供の頃は骨組みから紙張り、絵付けまですべて自前でやったもので、なかなかうまくいかなかったりして苦労したのも今となっては楽しい思い出だ。最近ではもっぱら西洋凧で、正月なら多分コンビニでも売っていると思うが、風さえあれば誰でも簡単に揚げられてしまい、バランスが悪くて凧がきりきり舞いしたり、地面に頭を打ち付けたまま引きずったりした昔とは大違いである。

今日の大和川河川敷は凧揚げにはおあつらえ向きの風。何組もの親子連れが凧をあげていた。このあたりは旅客機の飛行コースにあたっていて、1,000メートル以下の高度で飛ぶので機体が間近に見える。カメラを構えればボーイングと凧のツーショットなんて確実に撮れることうけあいである。

「カイト」はさすがに歳時記にはないだろうな。あえて「ボーイング」と対比させてみた。