ライブ中継

初冬のおどろおどろに月の蝕

442年ぶりだと言う。

皆既月食に加えて月に天王星が隠れる天王星食が同時に起きるのは、1580年以来ということになるが当時はまさに戦国の極みにあったときで、当時の人はどういう反応をしたのだろうか。
現代はyoutubeで各地を結ぶライブ中継もあって、各天文台の望遠鏡を通しての画面もあり、いろいろ楽しめる時代となった。また、その画面を流れ星が横切ったりして生中継ならではのハプニングも愉しい。
それにしてもこの月の赤らみはどうだ。ふだんの姿からは思いもよらない凄味である。

補:正確には皆既月食+惑星食で、今回は天王星、400年前と300年先は土星だそうです。

腰痛始まる

初冬や身には厚くて赤いもの

ふだんは滅多にかぶらない赤いもの、キャップをかぶった。

赤は黒並みに光を吸収する色だし、そのうえちょっと生地が厚いので夏の暑い間はかぶる気がしないが、冬の地味な色合いのなかで幾らかは暖かく感じるかもしれない、いわば私にとっての冬帽子なのである。
この二三日腰の具合がよくなくて、今朝はコルセットを巻いたのでそれを隠すべくフリースジャケットをすっぽり羽織ったから、気が少しでも晴れることも願って。

憎しみから希望が生まれるか

初冬の週末ニュースのおぞましき

朝起きてテレビをつけたら九州で津波がどうのと言っていた。

パリでは背筋が凍り付くような無差別大量殺人。
自然には勝てないにしてもうまくつきあう方法は見つかるに違いない。
しかし、突然で一方的な暴力には弱い市民は逃れるすべはない。

極度な憎しみを抱えて今日も地球は回っている。