初冬のおどろおどろに月の蝕
442年ぶりだと言う。
皆既月食に加えて月に天王星が隠れる天王星食が同時に起きるのは、1580年以来ということになるが当時はまさに戦国の極みにあったときで、当時の人はどういう反応をしたのだろうか。
現代はyoutubeで各地を結ぶライブ中継もあって、各天文台の望遠鏡を通しての画面もあり、いろいろ楽しめる時代となった。また、その画面を流れ星が横切ったりして生中継ならではのハプニングも愉しい。
それにしてもこの月の赤らみはどうだ。ふだんの姿からは思いもよらない凄味である。
補:正確には皆既月食+惑星食で、今回は天王星、400年前と300年先は土星だそうです。
昨夕はさほど寒くもなく好天に恵まれて何度も東の空を楽しむことができた。
八時半ごろに赤銅食の月を見ることができた。
442年前にもこのような空を見た人たちはどうだったのでしょうね?
東の空眺むればっ満月はやがて欠けゆき三日月の如
最後に残った部分にほんの少しだけ薄く雲が照らしだされる場面もあって、なかなか幻想的でしたね。