厚い雲

初雪のあるやもしれぬけふの空

当地独特の黒くて厚い雲が覆うと気持ちまでもが暗くなる。

となりの大阪もそうなのだろうが、日本海側のような食う気の重ささえ感じるのだ。
長い間関東南部に住んでいると殊更その印象が強い。
今年は幸いにして比較的明るい日が続くので助かるのだが、黒い雲が流れる日はこれからいよいよ本番となる。
明日は3度の予報。この冬一番の冷え込みとか。

12月の雪

初雪のもはや嬉とおもへざる

今朝目を覚ますと周りは真っ白だった。12月に積雪を見るのはずいぶん久しぶりだ。

「ああ、これで今日はどこへも行けないな」と覚った。タイヤの冬準備は全くしてないので、最初の関門である家の前の坂をおりることができないからだ。ボーナスサンデーでもあるのでいろいろ予定していた人たちも多いだろうが、出鼻をくじかれたことだろう。
さらに、今日は第二日曜日なので町内清掃日なのだがこれも憂鬱だ。

歳とともに雪を素直に喜べなくなったことは寂しいものだが、最近は子供たちでさえも雪で遊ぶことはあまり好きでないようで、外で遊ぶ子を見かけることはなかった。