芝の削り跡

綱引ける犬放ちたり古き草

午後から青空が顔を出したが、風は依然冷たい。

親子連れで犬を連れて散歩中の親子がいるが、犬がしきりに綱を引っ張って先を行こうとする。河川敷にはあまり人影もないからであろう、ロープを外してもらって自由になった犬は勇んで河川敷の枯れ芝を走り回った。

枯れ芝にはマナーをわきまえないゴルファーによって、ところどころに削り取られた跡がついている。