金帰日来

四日はや単身赴任留守家族

今日から初仕事のところもあるだろう。

まだ松の内だというのに早くもひっそりとしているお宅がある。
明日からの仕事始めに合わせ、今日早くから単身赴任先へ向かわれた留守家族も子供たちのはしゃぐ声が聞こえてこない。
また一年金帰日来の日々が始まるのであるが、当の本人はじめまだ小さなお子たちのご家族の寂しさは察してあまりある。
私も転勤は何回か経験しているが、さいわいにしてみな自宅から通えるところばっかりだったのでその悲哀は味わったことはない。
休みには家族サービスに徹し、仕事の密度も我らの頃に比べれば比較にならないくらい厳しいだろうに、現代のサラリーマン諸氏はほんとうにご苦労なことである。
頑張っているお父さんに、留守を守っている家族に、希望の年であるように願わずにはいられない。