金帰日来

四日はや単身赴任留守家族

今日から初仕事のところもあるだろう。

まだ松の内だというのに早くもひっそりとしているお宅がある。
明日からの仕事始めに合わせ、今日早くから単身赴任先へ向かわれた留守家族も子供たちのはしゃぐ声が聞こえてこない。
また一年金帰日来の日々が始まるのであるが、当の本人はじめまだ小さなお子たちのご家族の寂しさは察してあまりある。
私も転勤は何回か経験しているが、さいわいにしてみな自宅から通えるところばっかりだったのでその悲哀は味わったことはない。
休みには家族サービスに徹し、仕事の密度も我らの頃に比べれば比較にならないくらい厳しいだろうに、現代のサラリーマン諸氏はほんとうにご苦労なことである。
頑張っているお父さんに、留守を守っている家族に、希望の年であるように願わずにはいられない。

“金帰日来” への4件の返信

  1. 近頃の若いお父さん頑張っていますね。
    育児も家事も平等の世の中、分担しているようです。
    我々の子育ての時はおむつを替えたりミルクを飲ませたり洗濯など考えられなかったものです。
    幸か不幸か家族が離れて過ごしたことなど一度もないんです。
    やはり幸せなことなんでしょうね、たとえ喧嘩をしても家族がいつも一緒と言うのは。
    昔「亭主元気で留守がいい」なんて言葉流行りましたね~

    1. 休日など子たちが小さい頃はよく遊んだものですが、会社中堅族になるころにはろくに相手ができませんでした。
      たまに遊ぼうと声を掛けても、友だちの方がいいらしくて、相手にしてもらえないのは寂しいものでした。

  2. 明けましておめでとう御座います。

    好天に恵まれた新年。幸先良いスタートですね。
    「金帰日来」
    現役時代を一寸想い起こす言葉ですね。幸か不幸か3回、都合8年程経験しております。その間、家族はご指摘のような生活感だったんでしょうね。子育てには全く関与せず、いつの間にか高校、大学生となっていたように思います。今では考えられないような時代感覚になってしまいました。
    平成の鬼平、三重野日銀総裁から黒田総裁退陣へ。今年が30年タームの時代の転換点になるのでしょうか。

    1. ことしもよろしくです。
      国、企業もピークは30年間と言われますね。このままずるずると下降するのか、それとも再浮上するのか、今年は分水嶺に立っているような気がします。
      暗雲取り払う兆しが見えるよう祈るばかりです。

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