大試験弱き家系の三代目
試験という奴は好かん。
点数がすべてを、場合によってはその人の人生をも左右してしまうのだから恐ろしいことである。
それでもこの世から振り落とされないために人は「受験勉強」をする。
へたすると勉強の目的がゆがめられかねない。
もっと自由に勉強が楽しめる時代がこないものか。
昨今ブラック校則が問題になっているが、「学生らしい」だの「男らしい」「女らしい」だの戦前からのものの考え方が未だに大人の社会にはびこっている。スポーツの世界でもあいかわらず力で言うことを聞かせてやろうという指導者が多いようである。こうした時代遅れの人間が幅をきかせている時代には若い人たちは息苦しかろう。
その人の特性、能力によってそれぞれ愉しく、将来に不安もなく生きられる時代が来ないものか。
今日は大学入試共通試験の初日である。
毎年思うのだが、この頃は寒さも厳しくて、しかも雪など天候も荒れることも多く、本当に気の毒に思う。
プレッシャー、ストレスに負けることなく実力を存分に発揮できることを祈りたい。頑張れ。