資源回収協力

資源ゴミ回収の日の寒の雨

今月はゴミ収集所当番の月。

一般ゴミはいつもの時間に回収に来たが、PTA主導の資源ゴミ回収がなかなかやってこない。
雨に打たれたまま回収を待つ段ボール、新聞があわれだ。

綱掛神事

勧請の雄綱をつたふ寒の雨
勧請の縄目しみゐる寒の雨

この頃になると、稲淵や栢森集落の勸請縄が掛け替えとなる。

まだ縄目も新しい縄に今日の寒の雨がしみて、集落はいっそうしずもっている。

慈雨となれ

撫牛の艶をましたる寒の雨

今日は大寒。

これから2週間ほどが一年でも最も寒い季節。統計では大阪は29日が底だそうである。
だから、いつもこの時期にセンター試験が行われるのが不思議でならない。雪のない地方はともかく、日本海側など雪の多いところでの交通事情などを考えると、それだけでも受験生に大きなストレスをかける恐れがあるからである。
今年は大きな混乱もなく終了したと聞く。何よりのことである。
受験生といえば、各地の天神社で合格祈願のお守りをいただいたり、絵馬に願いをかけたひとも多いであろう。
当地では朝から暖かい雨が降って、寒の雨とは思えないやさしい雨であった。受験生の未来に等しく慈雨があふれますよう。

土に優しく

寒の雨ついて恩師の遺影かな

生憎の雨である。

この冬は比較的雨が少ないなと思っていたが、降れば土砂降りと言おうか、朝からよく降るものだ。
気温の方も、朝方は楽だったが、昼になってもたいしてあがらない寒い日となった。

寒に入って9日目に降る雨を「寒九の雨」といって、その年の豊作を約束するという。
言われてみれば、たしかに、今時分の雨は春を待つ植物にとっても、土にとっても、重要なのであろう。
寒の雨は、人に冷たく感じても、土には優しいのである。

空いた手

寒の雨膝に猫抱くマウスかな

朝から雨。
雪でないだけましだが、外出がおっくうでついクルマに頼ってしまう。

猫どもも寒いせいか膝の上に来たがるので、机に向かっても片手でしか操作できない。