土に優しく

寒の雨ついて恩師の遺影かな

生憎の雨である。

この冬は比較的雨が少ないなと思っていたが、降れば土砂降りと言おうか、朝からよく降るものだ。
気温の方も、朝方は楽だったが、昼になってもたいしてあがらない寒い日となった。

寒に入って9日目に降る雨を「寒九の雨」といって、その年の豊作を約束するという。
言われてみれば、たしかに、今時分の雨は春を待つ植物にとっても、土にとっても、重要なのであろう。
寒の雨は、人に冷たく感じても、土には優しいのである。

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