知恵比べ

自治会の議題にのぼる寒鴉

当自治会のあまたあるゴミ集積所のなかで、特定のものだけが鴉の被害になっている。

そこは人があまり通らない、言わば生活の場所からも死角になってポイントであるらしい。鴉は頭がいいとは言うが、野良の生きもの全般にとって生きていく上での当然のことなのであろう。
場所を変えるとなったら、それはそれで住民の間でもめることは避けられないし、結局鴉との知恵比べしかなさそうである。
そういう問題が今日の幹事会で話題になり、もはやネットをかぶせるだけの対策では防げないので、試みにブルーシートで覆ってみることが決まった。どこまで効果があるかは分からないが、様子を見ていくしかなさそうである。

帆立貝型古墳

墳丘の林騒がせ寒鴉

乙女山古墳は帆立貝型古墳の典型として名を知られている。

この公園のなかでは珍しく竹林と雑木林に覆われたままで、中に立ち入ることもできない。そんなわけだろうか、鳥たちの格好の隠れ家らしく、いろいろな鳥たちが出入りしている。
なかでも、竹林より背が抜きんでて高い高い雑木の天辺には烏たちが我がもの顔でたむろして、ときおり鳴く声は公園の遠くまでひびきわたるように大きい。

公園の真ん中にある池には多くの鴨が飛来するが、この日はカワアイサという珍しい鳥(雄)が一羽だけいて、大きな望遠レンズを抱えたカメラマンたちがシャッターチャンスを狙っていた。