啄みて明日に熟し山桜桃
見ていて飽きない。
ヒヨが來て、椋鳥が來て、イソヒヨドリも単騎頑張ってくる。
隣地のゆすらうめが日ごとに熟してきて、色の濃い実を見つけては鳥が運んでゆく。
二、三年前までは老夫婦が來て摘んでいたものだが、今は息子さんが雑草刈にたまに来るくらいだ。
今年は椋鳥が大群で来るのを見ないので、実はしばらくの間楽しめるかもしれない。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
啄みて明日に熟し山桜桃
見ていて飽きない。
ヒヨが來て、椋鳥が來て、イソヒヨドリも単騎頑張ってくる。
隣地のゆすらうめが日ごとに熟してきて、色の濃い実を見つけては鳥が運んでゆく。
二、三年前までは老夫婦が來て摘んでいたものだが、今は息子さんが雑草刈にたまに来るくらいだ。
今年は椋鳥が大群で来るのを見ないので、実はしばらくの間楽しめるかもしれない。
鵯テナー椋はバリトンゆすらうめ
山桜桃不在地主のご無沙汰に
隣の空き地にしきりに鳥たちがやってくる。
どうやら食べ頃と見える山桜桃がお目当てのようで、鵯がきたり椋鳥もきたり、お互いに牽制しあいながら実を啄んでゆく。小さな雀も隙を狙っては実をかすめていく。イソヒヨドリもくるが、単独でいるせいか鵯の群れによく追われているようで、畑から少し離れたところであの美しい歌声を聞かせていてくれる。
主はたまに来ては、雑草を刈ったり、サツモイモを植えたりしているが今年はまだ顔を見ていない。いつもより早い実の生りようだし、この分では山桜桃はほとんど鳥たちのものとなるだろう。