登廊399段

山茱萸やしばし登廊の歩を休む

長谷寺では桜の満開にはまだ4,5日ありそうだったが、かわりに山茱萸(さんしゅゆ)の黄色い花が目を楽しませてくれた。

ほかにも、本堂に背を並べるかと思うくらい背の高い木蓮が雨の中で白い姿を浮かべていたし、「花の御寺」の面目躍如である。

登廊は399段あると聞いたが、途中山茱萸などが目を楽しませてくれるうえに(間もなく登廊に沿って牡丹も)、一茶などの句碑や歌碑などもあって歩を休めることができたので苦にはならなかった。

牡丹の芽がわずか色づいてきました。今月下旬頃には開花するかな。