遅く来てはや帰りける鳥のあり
後入れは先出しルール鳥帰る
鳥帰る譲れぬことのただひとつ
帰る鳥抱えしもののほどのよき
しょふもののほどよく重き鳥帰る
真鴨の姿がここ数日見られない。
11月頃だったか大和川に一番遅く来てJR鉄橋付近を縄張りにしていたのだが、どうやらもう旅立ったようだ。次に帰るのはおそらくヒドリガモで小ガモは一番最後になるだろう。面白いもので、早く来たものほど遅く帰るという法則が成り立っている。
渡りの中には冬季であっても定置を求めないで移動しているものがいるのだが、たいていは一カ所に餌場を定めるほうが多いようだ。
川などを散歩する際にはこのような視点で鳥たちを観察するのも一興であろう。