帰る

遅く来てはや帰りける鳥のあり

後入れは先出しルール鳥帰る

鳥帰る譲れぬことのただひとつ

帰る鳥抱えしもののほどのよき

しょふもののほどよく重き鳥帰る

真鴨の姿がここ数日見られない。

11月頃だったか大和川に一番遅く来てJR鉄橋付近を縄張りにしていたのだが、どうやらもう旅立ったようだ。次に帰るのはおそらくヒドリガモで小ガモは一番最後になるだろう。面白いもので、早く来たものほど遅く帰るという法則が成り立っている。
渡りの中には冬季であっても定置を求めないで移動しているものがいるのだが、たいていは一カ所に餌場を定めるほうが多いようだ。
川などを散歩する際にはこのような視点で鳥たちを観察するのも一興であろう。

“帰る” への4件の返信

  1. 渡り鳥の世界も色々あって面白そうですね。

    「涙を抱いた」り「ギターを持った」り。「雪の渡り鳥」というのもありました。
    関係なくて申し訳ありません。

    1. 行く先に希望があるかぎり「渡り」もいいもんでしょう。それに引き替え抱いたり、持ったりするものの多いこと。

  2. もう旅立ちましたか、早いですね。
    早く来たのが遅く帰る・・・面白いですね。

    5年日記を繰ってみました。
    昨年、鴨が群れで飛び立ち川がもぬけになっていたのが3月15日。
    そして今年飛来したのが10月22日。
    最近寒さに負けてウオーキングさぼり気味です。
    未だこちらは帰る気配を見せていませんがお天気も良いので午後にでも見てきましょう。

    1. いい記録をつけておられますね。鳥に詳しい人がいればそういう日付を聞いただけで種類を言い当てることも可能だと思います。
      10月末飛来というのは決して早いほうではありませんので、ある程度絞れそうです。当地にいるヒドリガモもそんな時期にくるようです。

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