芝枯れて墳丘子らのすべり台
一部土が露出している。
子供たちは遊びを見つけるのがうまい。
結構大きな前方後円墳の芝もすっかり枯れて格好の滑り台なのだ。段ボールを尻に敷いて何メートルか滑り降りる。
その滑った跡の芝がはげて土が露出しても、巨大な丘の形はびくともしない。
平らなところばかり歩いてもつまらないので、前方墳から後円部分にかけての斜面をよじ登るようにしてはまた降りるも取り混ぜて変化を持たせている。
一番高いところに立てば、四面に盆地の山々が望め、しばし深呼吸しては息をしずめる。
舗装した部分を歩くのは腰にひびくので、できるだけ土や草の部分をよって歩くので6キロくらいは歩ける。それでも痺れる腰を何度か屈伸させてなだめながら、いつもの周遊コースを歩く。
去年もそうだったが、今年も渡り鳥が少ない。歩く楽しみが半減する。