法隆寺

句にちなみ子規の柿の恵みある

門前で 柿配りおると 人の言ふ

今日の来客は娘の在阪の友人たち。
さっそく法隆寺見学に行ったようだが、家の片付けが残っている夫婦は未だどこも探索できずにいる。
クルマで10分ほどの法隆寺では、26日には子規の柿の句が詠まれた日を記念してJAによる柿の無料配布があったようだ。
まもなく正倉院展が始まるし、はやく家を落ち着かせなくては。

ところで、娘たちとは夕食後も遅くまで話し込み、友人には乳飲み子もいるので大阪までクルマで送ることになった。
地理不案内なのと高速道路なのでずっと緊張しっぱなし、こちらの高速道路に馴れるには回数をこなす必要がありそうだ。
もっと怖いのがナヴィの文字がよみづらくなったこと。老いへのシグナルに違いないが。

特産

特産の柿の色添ゆカートかな

まだまだ荷の整理が続いている。
収納容器を買いに出たついでに、食品マーケットにも立ち寄り当座の必要食材を調達した際、柿の品種が多いのを発見。
そういえば、ここ奈良県は柿が特産であった。
子規の「柿食えば」の句も、当地にあってはごく自然であったように思える。