飛石を苦もなく跳びし桜人
佐保川の両岸は万朶の桜。
川面にも映えて、天地すべてが桜色に染まる一日だった。
水際に降りて遊べる区域もあって、そこに腰掛けていたら対岸から呼ぶ声がする。
飛び石伝いに渡った句友である。
決してお若くはないのに、もしかすると桜は人を若くするのかもしれない。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
飛石を苦もなく跳びし桜人
佐保川の両岸は万朶の桜。
川面にも映えて、天地すべてが桜色に染まる一日だった。
水際に降りて遊べる区域もあって、そこに腰掛けていたら対岸から呼ぶ声がする。
飛び石伝いに渡った句友である。
決してお若くはないのに、もしかすると桜は人を若くするのかもしれない。
万葉の歌碑確かめつ桜人
今日はエイプリルフール。
もとい、まほろば句会。
佐保川の長堤を遡りながら春の句を詠もうというわけだ。主役は桜。約5キロにわたって見事な桜並木で、なかには奈良奉行が植えたという160年ほど前の木もあって、カメラを持った人、ハイキングの一団、犬の散歩をかねてのウオーキングする人、外国人グループなど、平日でもけっこうな賑わいだ。
万葉歌碑がところどころ置かれているのもこの佐保川の特徴。万葉仮名で書かれているものもあるが一首ずつ読みながらのそぞろ歩きも楽しい。見事な柳が芽吹く、その木の下には、
打ち上ぐる佐保の川原の青柳は今は春へとなりにけるかも(大伴坂上郎女 万葉集巻八の1433)
犬養孝揮毫の歌碑があった。