サンスクリット?

棚経のふりがな追へる唱和かな

昨日の続き。

住職の読経はとても早くて、追いつくのが大変だったが、今年の副住職はまるで逆。自分がふだん読んでいるテンポよりはずっと遅く、おそらく素人が唱和しやすいようにとの配慮だと思うが、それがかえってテンポを狂わされて息継ぎがうまくいかない。
まして、ふだん読んだことのない「大悲心陀羅尼」
は、漢字を追うと言うよりふりがなを追うしかない独特の読みなので、いくらゆっくり読んでいただいてもとてもじゃないがついて行けない。
あれは、サンスクリットに近い「音」なのかもしれないなと思った。