業平道

この道は男の恋路業平忌

今日は業平忌。

奈良市内の不退寺では風雅を愛する人たちが集って遺徳をしのぶ。
多宝塔がこの日に限って特別公開される。
同寺は業平が祖父平城天皇をしのび創建したものとされる。廃仏毀釈など一時期は衰微したが紆余曲折を経て再興されて今日に至る。

奈良に住んでいる頃足繁く通ったとされる難波・十三峠茶屋への道が斑鳩を通り、平群経由で続いているが地元ではこれを「業平道」と呼んでいる。
マイファームへの行き来のルートの一部がこれにかかっており、昔ありける男の道を現代の自分も踏んでいることになる。