たぎる

置き水のたぎるにまかせ残暑かな

日向に水の入った器などを置いておこうものなら、たちまち湯が沸いてしまいそうだ。

げんにプラスチック製の如雨露など、空にして置いておくと日に焼けて痛みが早いだろうといつも水を満たしておくのだが、今日水替えしてみると驚いた。見事にお湯だ。これだけ熱くなるとボウフラなどもわかないと思うが、やはり如雨露は涼しい場所におくべきなんだろう。

気持ちの問題

駐車場蔭より埋まる残暑かな

大きな病院の駐車場。次から次へと入庫して8時ですでに三分の一ほどが埋まってる。

よく見ると、木陰ができるサイドから順に埋まっていくようだ。
むろん日が高く昇れば、木陰などすぐに移ろってしまうのは明白なのだが、人間の心理というのは面白い。