プロの手の正しき樹形百日紅
日中あまり出歩かないので見る機会が少ない年である。
百日紅の乱れた姿というのは見るにも暑苦しい感じがするものだが、職人の手できちんと刈り込みのされたものとなると話しは別である。
枝の混むでなし、かといって貧弱でもなし。枝垂れかかった枝振りには逆に涼しささえ感じてしまうことがある。
ただ、庭木であれば毎日の水やりも欠かさずお世話もできるが、今年はとくに街路樹が可哀想なほどである。
隣町には夕立が来てもこちらは素通しされる日々が続き、人も動物も樹木も花も野菜もみなげんなりとしている。
いつになったらお湿りがあるのか。