動物病院

老猫と同病かこつ秋に入る

14歳の猫を病院につれていって診てもらった。

最近糖尿病じゃないかと思えるくらいたくさんの水を飲むし、おしっこの量も多いので気になっていたのである。結果はどうやら糖尿病じゃなくて腎臓そのものが悪くなって入るみたいだ。詳しい結果は2,3日すれば知らされるが、多分対策は食事療法しかないだろうと思われる。自分も心臓負荷試験が終わったばかりだが、その結果では来週さらに精密な検査が必要らしい。腎臓に負担がかかるということで一次試験では避けてくれたようだが、やむを得まい。まな板の鯉である。

風のない朝

外来の受付の列秋に入る

仕事先の大きい病院に着くと、窓口風景は母親が入院していた病院に似ていて妙な錯覚を覚えた。

すきっと晴れた朝、次から次へと到着するバスから吐き出される人が、めいめいの科目別の受付に並ぶ。
介助が必要なひと、付き添いのひと、若い人もけっこういる。
待合室で時間待ちするあいだいくつかの句を詠んでみた。