視力

秋霖や灯りたのみて活字追ふ

雨。気温25度。

ちょっと肌寒い一日だった。
農日誌は空白。
思いたって図書館に行って2冊借りてきた。あらかじめ読みたい本は調べてあったので滞在時間は5分とない。タッチアンドゴーである。
夕方までには1冊を読み終えた。文字通りの晴耕雨読。
家の中は昼間でも暗く、照明をつけないと字が追えない。視力も相当弱ってきているようで心細いかぎりである。

週末も雨か

秋霖やどれもこれもが破れ傘

よく続く雨だ。

このまま、週末あるいは来週頭に台風が来るとなると、ますます気が滅入りそうだ。
プランターの大根も間引きまではよかったが、その後あまり伸びてないようだし、農家などにも大きな影響が出ているかもしれない。
前線、台風が去れば多少は天気持ち直すのかな。

静謐なる秋を

秋霖や西よ東よ鬩ぎ合ひ

珍しいのではないか。

八月のうちに秋雨前線が居座るというのがである。
秋雨と言えば、9月末から10月初旬にかけ秋の晴天が訪れる前の長雨というイメージだが、残暑が意外に早く途切れるのは珍しい。ここ10年ほどは暑い秋だったので、今年もある程度は覚悟していたので、この涼しさは天恵だと思って喜ぼうではないか。

前線は北の空気と南の空気の鬩ぎ合い。かたや、「都」を二つにするとか、国会前の大集合とか、世の西東もどこか騒がしい。秋の静謐が訪れることはあるのだろうか。