静謐なる秋を

秋霖や西よ東よ鬩ぎ合ひ

珍しいのではないか。

八月のうちに秋雨前線が居座るというのがである。
秋雨と言えば、9月末から10月初旬にかけ秋の晴天が訪れる前の長雨というイメージだが、残暑が意外に早く途切れるのは珍しい。ここ10年ほどは暑い秋だったので、今年もある程度は覚悟していたので、この涼しさは天恵だと思って喜ぼうではないか。

前線は北の空気と南の空気の鬩ぎ合い。かたや、「都」を二つにするとか、国会前の大集合とか、世の西東もどこか騒がしい。秋の静謐が訪れることはあるのだろうか。

“静謐なる秋を” への2件の返信

  1. 今年の夏は常にない暑さだと思っていましたが意外や意外。
    夕方の気象予報士の話では名古屋の7、8月の平均気温はここ10年の平均値を下回ったとの事。
    嘘!!と思いましたが秋雨前線の影響が平均値を下げたそうである。
    太くて短い夏だったと言えそうである。

    1. 東京では一と月以上季節が進んだ感じらしいですが、いずれまた暑い秋は戻ってきます。
      束の間の涼しさを楽しみましょう。

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