二月尽

耕しや一直線の軌跡もて

春。田や畑に鍬を入れる光景が見られるようになった。

今はトラクターを使うのが普通だろうが、人によっては均等な幅や高さの畝があるかと思えば、その反対に曲がりくねったり幅がまちまちだったり、熟度や性格にもよるのだろうが、やはり畝は一本筋が通っているのがいい。不揃いの畝からはうまい成果が得られるようにはとうてい思えない。