二月尽

耕しや一直線の軌跡もて

春。田や畑に鍬を入れる光景が見られるようになった。

今はトラクターを使うのが普通だろうが、人によっては均等な幅や高さの畝があるかと思えば、その反対に曲がりくねったり幅がまちまちだったり、熟度や性格にもよるのだろうが、やはり畝は一本筋が通っているのがいい。不揃いの畝からはうまい成果が得られるようにはとうてい思えない。

“二月尽” への6件の返信

  1. おっしゃる通りですね。直線にしろ曲線にしろ綺麗でないといけませんよね。仕事をする人の気持ちが表れるのでしょうね。

    当地でも「耕し」が始まっています。

  2. 春、鍬を持つ田舎の風景が浮かびます。

    二月尽、寒かったひと月の借りを返すような穏やかな小春日和。
    鍬を持てば汗ばむような陽気です。
    自然と歩きたい気持ちになりますね

    1. 今日はあまりにいい天気なので、散歩はやめて庭の手入れに変更。ブドウを庭に下ろしてみました。フェンスに沿って棚を作る方法ですが、さてどうなりますやら。

  3. 早くも田や畑に鍬を入れる光景がみられましたか。
    待ち遠しいですね。別荘の畑は寒冷地ですから、霜が降りなくなってからですから、4月に入ってからかな。まずは、耕して雑草の根や石などを取り除き、苦土石灰で酸性土壌を中和してから腐葉土をいれて、初めて畝づくりですね。
    4月下旬から5月上旬にかけて、ジャガイモとトウモロコシがスタートかな。
    今朝の散歩で住宅地の道路際のフェンス沿いで”フキノトウ”を五つほど見かけました。通常は川原の土手などで見かけるのだが、随分身近なところにあるのを見て驚きでした。よくよく考えてみたら、確かにその場所では夏場に蕗の葉が茂っていたことを思い出し、なるほどと思いなおしました。
    県道沿いの花壇では、チューリップの葉が3㎝ほど顔を出していました。春は近付いていますね。

    1. 俳句における「耕し」というのは季語ですから、春になって初めて土を起こし、空気を入れてやるいわゆる「田起こし」「畑起こし」のことを言います。だから、その先の堆肥を入れたり苗を植えたりというのとはちょっとニュアンスが違うんですね。微妙な日本語の感覚です。

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