様子見

芽起しの雨のやうやう去りにけり

冷たい長雨がようやく終わった。

暗鬱とした気分に滅入っていたが、庭の梅の芽吹きにこころ開かれる新鮮な感動がある。
今日はいっきに気温二十度を超え、外にいると暑いくらいなのに着ているものは冬のままであるのが可笑しい。暖かくなったと言っても体はまだ早いと言っているようでもう少し様子見が続きそうである。